多くの親世代が子どもの歯磨き事情に悩んでいます。
歯磨きイヤイヤ期
経験している方も多いのではないでしょうか?
このイヤイヤ期は平均して2年続くといわれています。
2年間、毎日嫌がる子供に歯磨きをしなさい!と言い続けるのはなかなかしんどいですよね、、
このイヤイヤ期を対処するため、あらゆる手段を模索します。
その1つとして『電動歯ブラシ』がたびたび候補に挙がります。
『電動歯ブラシって何歳から使えるの?』
『歯の成長の観点から子どもにも使わせていいものなの?』
悩める子育て世代の歯に関する疑問の解決策をはじめ、お得情報、おすすめ商品まで幅広く詳しく見ていきましょう。
今回のテーマは『子ども×電動歯ブラシ』です。
この記事はこんな方におすすめ
- 子どもに電動歯ブラシを検討している方
- 電動歯ブラシの詳細や注意点を知りたい方
子どもに電動歯ブラシはNG?
『何歳から使っていい?』
『そもそも子供に使わせていいの?』
1-1. 結論
今回のテーマの答えを先にお伝えしてきます。
まず、子どもに電動歯ブラシを使わせることは一般的には問題ありません。
ドラッグストアや家電量販店では、多くの子供用電動歯ブラシが販売されています。
販売されているということは、、もちろん使っていいし、使っている方も多いということです。
しかし、子どもに使わせるにあたって気を付けるべきことがあります。
ズバリ『使用開始の時期』です。
1-2. いつからOK?
『電動歯ブラシ 何歳から』とネット検索すると
3歳から使用してOK!
0歳から使える電動歯ブラシを紹介!
等、いろんな情報が出てきますよね。
歯科衛生士として子どもの歯の発育、歯磨きの意識付けの観点から最適な時期をお伝えします。
理由は以下2点です。
理由① 幼い子どもの歯茎は敏感。傷つけてしまう可能性がある
電動歯ブラシを使用した経験がある方ならお分かりかと思いますが、使用中はかなり振動します。
少し歯茎腫れてきたかも。。ちょっと痛いかな。。
こんな悩みもよく耳にします。
大人でそうなら子どもはなおさらですよね。
ましてや、歯の成長真っただ中の未熟な状態です。
成長を妨げる可能性は大いにあるため、幼少期の使用はお勧めできません。。
理由② 乳歯→永久歯に生え変わったタイミング
乳歯から永久歯に完全に生え変わったタイミング以降がおすすめです。
乳歯が抜ける直前や歯がぐらぐらし始めたときに、電動歯ブラシを使用することは危険です。
また、振動で自然に抜けるタイミングより早く抜けたり、誤飲の危険性まであります。
完全に永久歯が生えそろった『小学校高学年』くらいから使用しましょう。
1-3. 幼少期は手で磨く習慣作りが必須
心の声
『イヤイヤ期を何とかするための手段と考えているのに小学校高学年じゃ遅すぎる!』
『幼少期は嫌がる子どもに歯磨きをさせ続けなければならないの?』
はい、そうです。それが子どもの成長に必要なプロセスです。
手を動かすことは幼少期の子どもにとってかなり重要な成長の要素です。
ましてや歯磨きは繊細な力加減の調整、細部まで磨く器用さを養うのにぴったりです。
また、めんどくさいことを毎日継続する力や、歯磨きがどれほど重要かを身をもって身につける機会となります。
歯磨きが当たり前の習慣にならずに大人になると、歯を磨かなくなります。
歯を磨かない人の口内環境はもれなく最悪です。
歯の健康ケアはや内臓や心の健康ケアと比較して、かなり自分の努力が報われる部分です。
自分の手で見える部分を磨き続けるだけなので、部屋の掃除と一緒ですね。
以上より、幼少期に手で歯磨きさせることがどれほど重要か理解いただけたのではないでしょうか
イヤイヤ期を辛抱強く乗り越えましょう!!
子どもが電動歯ブラシを使うメリットとデメリット
では、子どもが電動歯ブラシを使うメリットデメリットを深堀していきましょう。
2-1. メリット
メリット① 効果的な歯垢除去で虫歯予防
電動歯ブラシの魅力は何といってもこれでしょう。
歯垢除去能力が抜群です。
手で歯ブラシをごしごしする場合、歯垢除去には個人差があります。
ここでいう個人差は、歯磨きの『上手さ』です。
ちょうどよい力加減で磨けているか?
ブラシと歯の接着の角度はどうか?
歯のすべての面を均等に磨けているか?
歯磨きって実はかなり個人差が出るんです。
この個人差を埋めえてくれるのが電動歯ブラシです。
当て方を間違えなければ、みな平等に高い歯垢除去能力を発揮します。
この歯垢除去能力が虫歯のできやすい子どもの歯を守るために一役も二役も買っています。
メリット② 筋力がない、飽きっぽい子どもの使用が効果〇
基本的に子どもは筋力がなく、また単純作業を嫌います(私個人の偏見です)
そのため、歯磨きのようなずーっと手を動かす単純な作業は、かなり苦痛に感じるお子さんも多いです。
その結果、テキトーにササっと歯の表面をなでるだけで終わる子や
磨かない子もいるのが現状です。
そんな子どもに最適なのが電動歯ブラシです。
読んで字のごとく電動なので、面倒ごとは電力のパワーで解決です。
まさにZ世代の現代っ子仕様となっています。
2-2. デメリット
デメリット① 歯茎への負担
SNSでは歯茎へのダメージを気にする声が多いようです。
これはその通りで、確かに電動歯ブラシは歯茎を傷める危険性があります。
使い方を間違えると、歯を傷つけるナイフになります。
それを防ぐために、正しい使用方法で使うことがめちゃくちゃ重要になります。
デメリット② 価格が高い、、
子育て世代は何かとお金がかかりますよね。
何をするにも何を買うにもまずはお金を見ます。
お金のハードルの高さはどうにも超えられない壁となります。
電動歯ブラシは基本的に高価な商品です。
金額面で購入をあきらめる方も多いでしょう。
しかし、これを解決する唯一の方法があります。
近年、我々の生活の一部となっている『サブスク』サービスです。
これの電動歯ブラシバージョンがひそかに注目されているのをご存じでしょうか
このサービスを活用することで電動歯ブラシを月330円から始められちゃいます。
詳しくはこちら
↓
電動歯ブラシはサブスクの時代?爆発的ヒット直前のこのサービスを歯科衛生士が解説 - のありりblog (dental-clear.com)
2-3. 気をつけるべきポイント
気をつけるべきポイントは、適切なブラシ選びと指導です。
子ども用の電動歯ブラシを選ぶ際には、ブラシヘッドのサイズや柔らかさ、デザインなどを考慮しましょう。
特に小さな子どもには、柔らかいブラシを選ぶことで歯茎を守ることができます
また、子どもが自分で磨く場合でも、仕上げ磨きや定期的なチェックを行い、磨き残しがないか確認することが大切です。
これにより、歯の健康を保つとともに、子どもが正しい歯磨き習慣を身につけることができます。
総じて、電動歯ブラシは子どもの口腔ケアにおいて有用なツールですが、正しい使い方とそれをチェックしてあげるが必要です。
これらの点を注意しながら、子どもが楽しんで使える電動歯ブラシを選びましょう。
電動歯ブラシの選び方
電動歯ブラシは、子どもの年齢や歯の状態に合った製品を選ぶことが重要です。以下に、選び方のポイントを解説します。
3-1. 知っておきたい最新の情報とトレンド
2~3年前のトレンドは、高機能がバンバン搭載された、ハイエンドモデル(かなり高い)がトレンドになっていました。
では、最近のトレンドはどうでしょう。
もちろん、ハイエンドモデルも人気なのですが、全く別の角度のサービスが注目されてきています。
ズバリ、先ほども出てきましたが『サブスク』サービスです。
電動歯ブラシでサブスク?
電動歯ブラシでサブスクなんです。
このサービスは
『電動歯ブラシ試してみたかったんだよね~』
『だけど、値段が高すぎて諦めてきたんだよね~』
の層の人たちに刺さりまくりのサービスとなります。
実際、電動歯ブラシのサブスクを始めるサービスの数は近年急増しており、
近い将来、トレンドになることも予想できる大注目のサービスです。
とりあえず使ってみたい。
やできるだけ安く試してみたい。
そんな方はサブスクを検討してもいいかもしれません。
電動歯ブラシのサブスクなら GALLEIDO DENTAL MEMBER | |
家族共用 | 可(本体1台で先端ブラシの取り換え可能) |
電動歯ブラシ本体価格 | 無料 |
送料 | 無料 |
月額料金 | 350円 |
ブラシの種類 | 3種類(子供用有り) |
カラーバリエーション | 1種類のみ |
レビュー記事はまた後日公開します。
3-2. こんな電動歯ブラシは絶対NG!
ダメ・ゼッタイ① 安すぎる
基本的に本体価格が安すぎる電動歯ブラシは使用しない方がいいです。
安いのはそれなりの理由があります。
歯の中はかなりデリケートです。すぐに損傷しますし、それが健康に直結します。
100均やド〇キの1000円以下の電動歯ブラシは避けるのが吉です。
ダメ・ゼッタイ② 製造元がよくわからない会社
基本的に、電動歯ブラシを選ぶ際は、メーカーのブランド力がある方がいいです。
知っているメーカーの方が安心ですよね。実績もありますし。
有名どころで言いますとブラウンやパナソニックといった家電に強いメーカーや
ガレイドやフィリップスといったヘルスケア部門に強いメーカーが安心です。
多少高くても有名ブランドで実績がある良いものを使いたいという方に以下の歯ブラシを紹介します。
カーボンブラシで輝く笑顔に【クラプロックス ブラックisホワイト電動歯ブラシ】 | |
製造元 | curaden(スイスのオーラルケアメーカー) |
価格 | 22,660円(税込)(2つのブラシヘッド付き) |
推しポイント | ・世界90か国で爆売れの実績 ・良いものを長く使いたいという人におすすめ ・個人的にクラプロックスの歯ブラシは大好きなので間違いなし |
3-3. おすすめは家族みんなで使えるサービス
子どもに使わせると同時に、私も使ってみようかな。
家族全員で電動歯ブラシデビューを考えている方もいるかと思います。
実は電動歯ブラシは家族全員で共用で使うことが可能です。
え?使いまわし?衛生的にちょっと‥
使いまわしではありません。ブラシのヘッド部分が取り外せるようになっています。
使用者ごとにブラシを持っていれば、本体は1台のみで家族全員で使うことが可能です。
家族みんなで共用できる電動歯ブラシが気になる方はこちら
電動歯ブラシはサブスクの時代?爆発的ヒット直前のこのサービスを歯科衛生士が解説 - のありりblog (dental-clear.com)
ブラシは1000円~程度ですのでかなり経済的ですよね。
子どもの歯を守るためにすべきこと
4-1. 子どもに使わせる前に自分で使ってみる
現在、電動歯ブラシを使っている方は問題ありませんが、使ったことがない方。
必ず、子どもに使わせる前に、自分で使ってみてください。
電動歯ブラシは使い方を間違えると口内を傷つけるかなり危険な道具に変貌します。
まずは、自分が使用してみて、電動歯ブラシの使い方をマスターしましょう。
また、子どもは親が使っている姿を見ると興味を抱くものです。
スムーズな電動歯ブラシデビューができる可能性が高くなります。
4-2. 正しい磨き方の指導とサポート
電動歯ブラシの正しい使い方を子どもに教えることも重要です。
ブラシを歯に当てる角度や時間、適切な力加減を実際に一緒に確認してあげましょう。
また、子どもが自分で磨けるようになるまで、親が仕上げ磨きをすることが推奨されます。
始める際に徹底的に正しい使い方を指導し、定着させるように心がけてください。
日々のブラッシングをチェックし、必要に応じてアドバイスを与えることも大切です。
4-3. 子どもにおススメの歯磨き粉
電動歯ブラシって歯磨き粉つけていいの?
→ブランドによりますがほとんどはOKです。
個人的なオススメを1つ紹介します。
いくつも紹介されても結局どれがええねん!
ってならないようにたった1つこれさえ買っておけば間違いなしってやつです。
大人も子どもも使えます。
わざわざ電動歯ブラシ用の歯磨き粉を買う必要はありませんが、あえて買うとしたらこれですね。
ジェルタイプなので泡立ちや色がない分、めちゃくちゃ磨きやすいです。
電動歯ブラシ初心者にはかなりおススメの商品となっています。